自作分割キーボードの多くはキーが異様に少なく、エルゴエルゴしすぎている。
肩こりや疲れにくさは一旦無視して、仕事効率とスピードだけを追求したい。
そんな考えで作ったキーボードを紹介する。配線、設計など全て自前のこだわりキーボードである。

このキーボードのポイント
「スピードを求めるなら手首は固定しない方が良い。」と読んだことがある。
この意見にはとても賛成である。手首も自然な角度で打てる。
なのでこのキーボードは、手首を机やクッションに固定しないことを前提としている。
自分はプログラマーである。記号のキーを多用するためキー数を減らしすぎることに抵抗がある。
手首を固定しない場合、ホームポジションを安定させたまま記号キーくらいは安定して届く。
よってキー数は減らしすぎず記号キーは一般的な配列をベースに配置した。
キーレイアウトは有名なErgoDoxを元に作っている。エディターのショートカットの都合上、親指キーにこだわりがある。
なので、そもそもの列数と親指キーをカスタムしている。
細かいこだわりポイントは以下。
- モジュール式で、後から追加パーツ、機能を拡張しやすく。
- キーレイアウトは有名なErgoDoxを元、にキー数と親指あたりのレイアウトを
- 打ち心地のためキーと本体の固定と剛性を重視。
- オフィスで使うため、静音最重視で軸選び。
手配線の汚さ

おそらくこのキーボードの配線は世界一汚い。コードもぐちゃぐちゃで素材もバラバラ。切ったダイオードの足を銅線代わりに使ったりもしてる。
速く完成させたすぎて仕事をサボりつつ合間に急いで半田付けしたためこのようなことになった。
まあ蓋するし。いつかやるし。
1ヶ月使ってみた感想
とても良い。しかし副作用も確実にある。
まず良い点一つ目。タイピングスピードが思ったより如実に上がったこと。実はカラムスタッガード(キーが列ごとにずれている配置)でのキーボードは初めてであった。
しかし、嬉しいことに使って一週間ほどで,寿司打とMonkeyTypeの大体の項目で自己ベストを更新した。キーの配置がずれたくらいで打つ快適さはさておき、速度がここまでわかりやすく上がると思わなかった。
良い点二つ目。数字キーのブラインドタッチの精度がとてつもなく上がった。キーが行ごとに横にずれていないため、文字キーのまっすぐ上を打てば数字キーとなる。エディターでのショートカットではいくつか数字キーを含んでいたが、それらを速く安定して打てるようになったのは嬉しい。
重大な副作用もある。普通のキーボードがとても使いにくくなる。割り切っていたつもりだったがやはり少々不便。
分割キーボードや変な配列をしてる人はよく、「全然普通の配列も使えますよ。感覚が別って感じ?」って言ってる。
自分が不器用なだけかもしれないが確実にデメリットではあるため、今後分割キーボードや変な配列をしたい人は考慮しておいた方が良いと思う。
今後やりたいこと
- 無線化する。
- 左右を繋いで角度を固定できるモジュール部品を作る。
- MacBookのキーボード上に置くようのモジュール底面を作る。
- 全然良さそうだと思ってないが、テンティング(分割キーボードを横に立てること)モジュールを作って試す。